自動化無しに生活無し

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VisualStudioCode(VScode)を使う前にやっておきたい設定と覚えておくと良い操作方法

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比較的メジャーなVisualStudioCode(以下VScode)も、やはり初期状態のままでは使いづらい。

本記事では本格的にコードを書く前にやっておきたい設定を列挙する。

文字サイズを変更する

まず文字サイズの変更。一番手っ取り早く文字を大きく表示させる方法として、VScode全体を拡大縮小することが有効。

VScodeのメニューバーから『表示』→『外観』→『拡大』もしくは『縮小』を選ぶ。もしくは、ショートカットキーのCtrl + Shift + -(ハイフン)で拡大、Ctrl + -(ハイフン)で縮小することができる。

拡大と縮小

個別に文字サイズを変更したい場合は、『ファイル』→『ユーザー設定』→『設定』の検索欄からfont sizeなどで検索し、任意の数値を入れることで文字サイズを調整できる。

個別の文字サイズ調整

日本語化

『View』→『Command Palette』を選択。Configure Display Languageを選ぶ。

『@category:“language packs”』で検索し、インストールした上で再起動する。これで日本語化される。

また、コマンドパレットは Ctrl + Shift + P で起動できる。

スニペットを登録して即コーディング

例えば、HTMLのコーディングで、いつも使うBootstrapやjQueryの読み込みをheadタグ内に書くのは面倒だと思うことは無いだろうか?

VScodeにはスニペット(定型文のこと)が登録できるようになっており、呼び出しの単語を書いてTabキーを押すだけで即コーディングができる。毎度毎度書くコードは予めここで登録しておきたい。

ここではBootstrapやjQuery等を読み込むHTMLの定型文を登録する方法を解説する。

まず、『ファイル』→『ユーザー設定』→『ユーザースニペット』を選ぶ。

HTMLと打って、スニペットを登録する。すると、html.jsonが出てくる。これがスニペットの登録用jsonファイル。

登録するスニペットは下記。

"html": {
	"prefix": "htmldefault",
	"body": [
        "<!DOCTYPE html>",
        "<html lang=\"ja\">",
        "<head>",
        "\t<meta charset=\"UTF-8\">",
        "\t<meta name=\"viewport\" content=\"width=device-width,initial-scale=1\">",
        "\t<title>Hello World test!!</title>",
        "",
        "\t<link rel=\"stylesheet\" href=\"https://stackpath.bootstrapcdn.com/bootstrap/4.4.1/css/bootstrap.min.css\" integrity=\"sha384-Vkoo8x4CGsO3+Hhxv8T/Q5PaXtkKtu6ug5TOeNV6gBiFeWPGFN9MuhOf23Q9Ifjh\" crossorigin=\"anonymous\">",
        "\t<link rel=\"stylesheet\" href=\"https://pro.fontawesome.com/releases/v5.10.0/css/all.css\" integrity=\"sha384-AYmEC3Yw5cVb3ZcuHtOA93w35dYTsvhLPVnYs9eStHfGJvOvKxVfELGroGkvsg+p\" crossorigin=\"anonymous\">",
        "",
        "\t<script src=\"https://code.jquery.com/jquery-3.4.1.min.js\"></script>",
        "",
        "\t<script src=\"https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/vue/2.1.10/vue.js\"></script>",
        "\t<script src=\"https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/vue-router/2.2.1/vue-router.js\"></script>",
        "",
        "\t<script src=\"script.js\"></script>",
        "\t<link rel=\"stylesheet\" href=\"style.css\">",
        "</head>",
        "<body>",
        "\t<p>Hello World !!</p>",
        "</body>",
        "</html>",
	]
}

これを保存する。

続いて、適当なHTMLファイルを開く。HTMLファイル内で、先ほどのスニペットに指定したprefixhtmldまで書くとhtmldefaultが出てくる。

これを選ぶと、先ほどのbodyに指定したHTMLのコードが全部出てくる。

これはJavaScriptなどの長文のコードを書く必要のある言語で非常に有効。

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