例えば、Djangoの画像掲示板で削除をする時、ビューでレコードを削除すると同時に、レコードに紐付いた画像も同時に削除すると思う。その時、パスを抜き取り、os.remove()などを使用して画像を削除しているようでは、ビューの処理がどんどん増えていく。

Djangoでは、レコードに紐付いたファイルの削除処理記述の手間を減らしてくれるdjango-cleanupなるものがある。本記事ではその使用方法を解説する。

使い方

まず、インストールする。

pip install django-cleanup

後はsettings.pyのINSTALLED_APPSに"django_cleanup"を追加するだけ。

INSTALLED_APPS = [ 

    ....

    'django_cleanup',

]

これだけで実装は完了。レコードに紐付いたファイルは、レコードが削除されると同時に削除されていく。

編集の場合は、編集対象のレコードをFormクラスの引数として指定して、バリデーションの後編集処理を実行すれば、編集前の古い画像は削除してくれる。