自動化無しに生活無し

例えば、Djangoの画像掲示板で削除をする時、ビューでレコードを削除すると同時に、レコードに紐付いた画像も同時に削除すると思う。その時、パスを抜き取り、os.remove()などを使用して画像を削除しているようでは、ビューの処理がどんどん増えていく。 Djangoでは、レコードに紐付いたファイルの削除処理記述の手間を減らしてくれるdjango-cleanupなるものがある。本記事ではその使用方法を ...

Djangoでデータの値に応じて文字列を返したい場合は、カスタムテンプレートタグを使用すれば良い。下記記事は、ページ移動と検索を両立させるため、文字列を返す、カスタムテンプレートタグを実装している。 Djangoでページネーションを実装する方法【django.core.paginator】【パラメータ両立】 しかし、データの値に応じてHTMLタグを返却するには、上記の方法では成立しない。safeフィル ...

Djangoでテンプレートファイルを分離させ、includeするときがある。複数の箇所で同じフォームを表示したりする時がそうだ。 ただ、フォームのIDをそれぞれの箇所で別々とする場合、引数を指定する必要がある。 結論 結論から言うと、こうなる。 {% include "[パス]" with [引数名]=[値] %} includeするhtmlのパスを指定した後、withを指定することで引数の指定が可能になる。指定した引 ...

PostgreSQL等のDBサーバーで、1対多等のリレーションを組んだウェブアプリを作る時、Djangoのデフォルトの数値型のidではエラーが出てしまう。つまり、UUIDの使用は不可避。 しかし、既にデータがいくらか存在しているため、DB内のデータを全削除してUUIDにマイグレーションし直すのは不可能。困った。 こういう、数値型の主キーが割り当てられた既存データを保持したまま、UUID型の主キーに書き ...

本記事ではDjangoで一対多、多対多のリレーションを実装した上で、forms.pyを使用し、フォームをバリデーションする。 また、単にforms.pyからフォームのテンプレートを作るだけでなく、複数指定が要求されるフォームの作り方についても解説する。 コードはDjangoで多対多のリレーションをテンプレートで表示する方法【ManyToManyField】から流用。 【1】forms.pyを使用したフォ ...

多対多のリレーションの作り方 多対多のモデルは以下のように作る。 from django.db import models class Allergy(models.Model): name = models.CharField(verbose_name="アレルギー名",max_length=10) def __str__(self): return self.name class Menu(models.Model): name = models.CharField(verbose_name="品名",max_length=20) breakfast = models.BooleanField(verbose_n ...

Djangoのモデルにフィールドを追加して、さあマイグレーションしようとすると、こんな表示がされることがある。 これはなんなのか、対策も兼ねて解説する。 この警告文の解説 要するに、既にレコードが存在する状態で、NULL禁止かつデフォルト値指定なしのフィールドを追加するとこうなる。 デフォルト指定していないので、既存のレコードにはNULL禁止であるにも関わらず、NULLが入ってしまう。そこで既存のレコード ...

Djangoのハローワールドは、やり方が何通りもある。 普通のPythonであれば、 print("HelloWorld") ほぼこの一通りであるが、Djangoの場合は主にHttpResponseの他に、テンプレートをレンダリングして返す方法がある。 一般的な開発においてはテンプレートのレンダリングが主流である。しかし、Django初心者、フレームワーク未経験者には難度が高い。故に、本記事では難度の低いHttpResponseから解説する ...

殆どのプロジェクトで実装必須になるページネーション。 Djangoではdjango.core.paginatorが用意されているので比較的簡単に実装できる。 しかし、単にページネーションを実装しただけでは他のURLパラメーターが保持されない。例えば、検索とページネーションを両立させることはできない。 本記事では他のURLパラメーターを保持した状態で、ページネーションを実装する術を解説する。 流れ views ...

普通、検索エンジンで検索する時、こう検索するであろう。 Django UUIDFields 使い方 Djangoのモデルオブジェクトで検索しようとすると、こうなる。 Model.objects.filter(title__contains="Django UUIDFields 使い方") これでは検索結果が出てこない。検索時にスペースも文字列の1つとして考えるからだ(『Django UUIDFields 使い方』を含むタイトルを表示) そこで、スペース区切りのキーワード検索をするときは、Qクラスを使用する。 40分Djangoをベースに検索できるように改良す ...