【USBブート】NVMe SSD とUSB3.2 Gen.2 の変換器でどこでもUbuntu

家のメインPCの開発環境を、外のPCでも実現させたいことがある。
これまでは、外用のPCに開発環境をインストールさせる必要があったが、とっても手間がかかる。
その上、家のメインPCの環境が変わるたび、手動で外用のPCの設定を変えていかないといけない。
そこで、メインPCでOSが入っているNVMeSSDを取り出し、USB3.2 Gen.2 に変換する変換器を用意して、以降USBブートさせる。
今回はこちらを使った。
ロジテック(エレコム) LGB-PNV02UC USB3.2(Gen2)対応M.2 NVMe SSDケース無事問題なくブートできた。UbuntuのOSからもLogitecのUSB接続をしているということがわかる。

下記は実際に接続をしている状態。わかりやすくUbuntuステッカーを貼り付けた。

メリットとデメリット
メリット
- 開発環境のポータブル化
- 緊急避難時のデータの持ち出し
- USBブート用途以外にも、外付けSSDとしても運用できる
デメリット
- 冷却問題
- USB3.2 Genの速度ボトルネック
- RAID構成はできない
- USBブートできないBIOSには使えない
- 別PCでブートし同じ固定IPが使えない時、すぐにDHCPに切り替えるような仕組みが必要
特に気をつけたいのがIPアドレス。
家では固定IPに設定し、出先のPCでブートしようとした時。固定IPで接続を始めるため、どうにかすぐにDHCPに切り替えるコマンドなどを用意しておく必要があるだろう。