VBAでHelloWorld、セルの色変え、計算などの基本操作をやってみる【LibreOffice】
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VBAで基本操作(セルの装飾、計算処理、ダイアログ表示など)を行う。今回はLibreOfficeで行っているが、MicroSoftOfficeなどでも再現はできる。
ハローワールド
Sub hello_vba_world
MsgBox("Hello VBA World")
End Sub
このマクロを任意のボタンなどに割り当てることで、『Hello VBA World』と書かれたダイアログが表示される。
セルの取得と計算処理
計算処理をするには、特定のセルの値を手に入れ変数に格納する必要がある。
変数の定義と特定セルの値取得
Sub get_value
Dim s As String
s = Range("A1").Value
MsgBox(s)
End Sub
文字列型の変数sを定義する。そのsにはセルA1の値を代入する。ダイアログでsの内容を表示する。
数値の計算
Sub get_value_1
Dim s As Long
s = 0
s = s + Range("B2").Value
s = s + Range("C2").Value
s = s + Range("D2").Value
MsgBox(s)
End Sub
s += Range("B2").Value
などと表現することはできない。
VBAにおいては数値型を定義する際はInteger
ではなくLong
にする。Integer
は最大で3万2千程度しか無く、普通に計算すると簡単にあふれる。
セルの装飾
セルの装飾。文字色と背景色を塗りつぶす。
Sub paint
Range("A1").Font.Color = RGB(0,255,0)
Range("A1").Interior.Color = RGB(255,0,0)
End Sub
結論
VBAは開発環境の構築などの手間を省くことができるメリットがある反面、Python等の最近の言語と比べて制限が多い。
最近の言語ではライブラリを使えばExcelファイルの編集などもできるので、もし開発環境の構築ができる状況であれば、そちらをおすすめする。
参照元:https://excelvba.pc-users.net/