自動化無しに生活無し

WEB開発関係を中心に備忘録をまとめています

  • PySide6のQtを使ってGUIアプリを作る

    PythonでもGUIアプリは作れる。 標準モジュールのtkinterと違い、より高度なものを作れる。 【関数】クリックで1ずつ増える 基本のボタン押下で1ずつ増えるコード from PySide6.QtWidgets import QApplication, QMainWindow, QPushButton app = QApplication([]) counter = 0 def click_counter(): global counter counter += 1 button.setText(f"{counter} 回押しました。") print(counter) window = QMainWindow() window.setWindowTitle("テストウィンドウ") button = QPushButton(f"{counter} 回押しました。") button.clicked.connect(click_counter) window.setCentralWidget(button) window.resize(300, 200) window.show() app.exec() このコードではクラスを使わ ...
  • 【Pandas】read_sql で生のSQL(SELECT文)を実行、DBから直接DataFrameを作る

    分析するデータは常にCSVにあるわけではない。DBから取り出す必要もある。 そこで、Pandasからread_sql メソッドを使ってDBから直接DataFrameを作る。 pandasで.read_sql() を使うサンプルコード pip install pandas pip install sqlalchemy 事前にpandas とsqlalchemy をインストールしておく。 import pandas as pd from sqlalchemy import create_engine # 例: PostgreSQL に接続する場合(DB種類・ホスト・ポート・ユーザー・パスワードを変更) engine = create_engine('postgresql://username:password@localhost:5432/mydb') ...
  • 【SQL】GROUP BY, HAVING, COUNTの3つでグループ化して集計、条件で絞り込みカウントする

    GROUP BY + HAVING + COUNT よくある手法の一つに、 売上データから営業担当者ごとに売上件数を集計し、売上件数が2件以上の人だけ表示したい。 というものがある。 id salesperson region amount 1 Alice East 100 2 Bob West 200 3 Alice East 150 4 Bob West 250 5 Carol East 300 データがこの場合、SQLで表現すると、 SELECT salesperson, COUNT(*) AS num_sales FROM sales GROUP BY salesperson HAVING COUNT(*) >= 2; 結果はこうなる。 salesperson num_sales Alice 2 Bob 2 GROUP BY カラムが同じ値ごとに集計 GROUP BY はカラムを指定し、同じ値ごとに集計をすることができる。 今回は salesperson を指定することで、同じ営業 ...
  • 【SQL】Oracleデータベースのファンクション(関数)の一覧

    NVL(A,B) AがNULLならBを返す 以下は、bonus カラムの値がNULLの場合、そのまま表示させず、0を返すようにしている。 SELECT NVL(bonus, 0) AS bonus_value FROM employees; 文字列を返すこともできる。ただし元のカラムの値と同じデータ型に限る。 SELECT NVL(middle_name, '(なし)') AS middle FROM users; つまり以下はエラー(暗黙的に型変換される可能性もあるが、エラーになることがあるため、推奨されない) SELECT NVL(bonus, '賞与なし') AS bonus_value FROM employees; この場合、型変換を明示的に指定して変換をするとよいだ ...
  • 【Pythonでグラフ描画】matplotlibとseabornのAPIのまとめ

    matplotlib matplotlibは配列データを元に、グラフを描画することができる。 代表的な 棒グラフ、折れ線グラフ、散布図の3つを以下コードで描画している。 import numpy as np import matplotlib.pyplot as plt # データ準備 categories = ['A', 'B', 'C', 'D', 'E'] values = [5, 7, 3, 8, 4] # 棒グラフ用 x = np.arange(0, 10, 1) # 折れ線グラフ・散布図用 y_line = np.sin(x) # 折れ線グラフ用 y_scatter = y_line + np.random.normal(0, 0.2, size=x.shape) # 散布図用(ノイズを加える) # --- 1. 棒グラフ --- plt.figure(figsize=(6, 4)) plt.bar(categories, values, color='skyblue') plt.title("Bar Graph") plt.xlabel("Category") plt.ylabel("Value") plt.grid(axis='y') plt.tight_layout() plt.show() # --- 2. 折れ線グラフ --- plt.figure(figsize=(6, 4)) plt.plot(x, y_line, marker='o', linestyle='-', color='green') plt.title("Line Graph") plt.xlabel("X") plt.ylabel("Y") plt.grid(True) plt.tight_layout() plt.show() # ...
  • 【scikit-learn】ロジスティック回帰は二値分類問題に、線型回帰は回帰問題に【教師あり学習】

    前提知識 分類問題: データを元にカテゴリを予測する問題。とりわけ2つのカテゴリに分ける分類問題を二値分類問題という。 回帰問題: データを元に連続値(価格、重量、カロリーなど)を予測する問題。 ロジスティック回帰は、「回帰」の名がついているが「二値分類問題」 ロジスティック回帰は、言葉通り回帰を使うため回帰問題であるように思えるが、実は二値分類問題に使われるモデルである。 一方、線型回帰は連続値を予測するため ...
  • 【教師なし学習】k-means(k平均法)により似たデータをクラスタリング(グループ化)する

    前提知識 教師なし学習とは? 教師なし学習とは、ラベル(正解)のない学習のことである。 例えば、犬猫の画像を用意して、それぞれ個々の画像に犬と猫のラベル(正解)を与えた上で学習させる方法を教師あり学習という。 一方で、教師なし学習の場合、犬と猫の画像をまとめて与えるだけで、犬や猫のラベル(正解)は学習に含ませない。 この教師なし学習のメリットは、事前にラベルを用意する必要がないということ。 例えば、ラベリング ...
  • 【Pillow】画像をまとめてクロッピング(トリミング)する【マルチスレッド高速化】

    自炊した画像データには、余白がある。そこでPillowを使って必要な部分だけトリミングしていく。 ただし、「画像を読み込んで、クロッピング(トリミング)をして保存をする」という処理を、大量に繰り返すのでマルチスレッドで高速化させる。 速度差を意識するため、処理時間も計測する。 まずはforループで直列実行 まずは直列実行してみる。 from PIL import Image import os input_dir = "images" output_dir = "cropped_images" # 出力先が存在しない場合はつくる。 os.makedirs(output_dir, exist_ok=True) # 切り抜き範囲 ...
  • Pythonのthreading.Thread と concurrent.futures.Threadpoolexecutor の違い【マルチスレッド処理】

    Pythonのマルチスレッドには2つの方法がある。 threading.Thread と concurrent.futures.Threadpoolexecutor の2つである。 本記事ではその比較をまとめる 比較項目 threading.Thread Threadpoolexecutor スレッドの管理 自分でスレッドの実行と終了の管理が必要 自動的に管理される 戻り値の扱い 基本取得できない(共有変数などを使う) 取得できる エラーハンドリング 各スレッドでtry-exceptをしなければならない Future.exception() で取得可能 スレッドの起動 個別に起動できる タスクをプールに投げるので、個別にはスレッドの起 ...
  • Ubuntuの夜間モードが通用しない場合の対処法

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    GUIから夜間モードの操作をする。 gnome-control-center display これで夜間モードの設定画面が開く。 コマンドから夜間モードを有効にする。 gsettings set org.gnome.settings-daemon.plugins.color night-light-enabled true これでONになり、 gsettings set org.gnome.settings-daemon.plugins.color night-light-enabled false これでOFFになる。ショートカットキーにも割り当てておけば便利かもしれない。 どうしても夜間モードが効かない場合は? ログアウトして再度ログインする。これでデスクトップが起動し直され、夜間モードが正常に機能する。 ...